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悠翔会における年末年始の運営報告

2018/12/28 18:00~2019/01/04 09:00の159時間

· 医療機関経営,在宅医療,社会保障,オピニオン,施設

新年が明け、今日から通常診療が始まりました。
まずは年末年始の総括をしておきたいと思います。

在宅医療は24時間対応が求められます。
医療法人社団悠翔会では、在宅患者さんの安全・安心を守るために年末年始期間中(約7日間)は2名の医師が院内に待機します。日中は薬局や施設との連携業務も多いため事務職員も出勤、定期処置が必要な患者さんもいらっしゃるため、看護師も医師の診療に同行します。そして、昼夜ともに専属ドライバー(兼事務当直)が医師の往診をアシストするという、比較的手厚い体制を取っています。

2018~2019 年末年始の診療実績

2018年12月28日の18:00に年内の定期診療を終え、本日、2019年1月4日09:00に新年の定期診療を開始しました。その間、159時間。悠翔会では108件の電話対応が発生、うち38件は往診にて対応、12件は救急搬送となりました。また往診のうち13件は在宅でのお看取りでした。

わたしたちが在宅医療を担当させていただいている患者さんは約4000名。

年末年始に対応が必要だった方は実数で88名、年末年始期間中の緊急対応の発生率は2.2%でした。ほとんどの方が平穏にお正月を迎えることができていました。24時間単位だと0.33%。つまり301人中300人は何事もなく過ごせたということになります。13件のお看取りがあったことを考えると、良好な医学管理が行われていたと考えてよいと思います。

医師は常時2名待機していましたので、医師の延べ待機時間は318時間。

つまり、待機医師は平均約3時間に1件の電話対応、8.4時間に1件の往診、26.5時間に1件の救急搬送の対応で済んだことになります。緊急対応体制にも、かなりの余裕が確保できました。

この医学管理の質が維持できれば、来年以降、仮に対象患者数が2倍に増えたとしても、現体制のままゆとりをもって対応することが十分可能であると考えられます。

診診連携による年末年始の緊急対応支援

この年末年始も、地域で在宅医療に取り組む法人外の7クリニックの在宅患者さん(合計970名)に対する緊急対応をお手伝いさせていただきました。

上記のうち電話対応8件(うち往診で対応したものが2件)は法人外の患者さんに対するものでした。

バックアップの形態としては、ファーストコールから対応する、あるいは、往診が必要なケースのみ対応するなどさまざまですが、それぞれご自身で対応が困難な時間帯のみ、悠翔会がバックアップさせていただくという形で、それぞれに年末年始のご家族との時間を確保されたようです。

また、代理で対応させていただいたケースにおいても、患者さんやご家族の満足度、そして主治医の先生への信頼度は毀損されるような事態は発生しませんでした。

緊急対応の発生頻度自体は決して高いものではありませんが、それでも、まさかの時に備えなければならない。

そのような機能を地域で共有していくことの合理性を改めて感じました。
次の年末年始は、より多くの地域の先生方に貢献できるよう、それぞれのエリアでの診診連携をはじめとした地域の信頼関係づくりに努めていきたいと思います。

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